
【動画解説】蚊に刺されない方法 ポイントは?
2025年6月10日 12時19分健康
蚊のシーズンがやってきました。各地で梅雨入りし、水たまりもできて繁殖しやすくなります。ですから蚊に注意する時期は10月までと言われています。
そこで、「蚊に刺されない方法は」あるのか調べてみました。【動画解説】でお伝えします。
【動画解説】3分13秒
6月10日 おはよう日本で放送
※動画はデータ放送ではご覧いただけません
専門家に聞く 蚊の対策
蚊に刺されない方法について、蚊の生態に詳しい害虫防除技術研究所の白井良和さんに聞きました。
外出時のポイントは2つ。「虫よけスプレー」と「服」です。
虫よけスプレー 上手な使い方は
虫よけスプレーをしていても、刺されたという経験がある方、それはもしかしたら「上手に塗れていないかもしれない」ということなんです。
ポイントは「ムラなく塗る」ことです。
虫よけスプレーなどを手がけるメーカーによりますと肌が露出している場所にスプレーをかけたあと、手で塗り伸ばすことが有効だということです。

顔や首にはどう塗ったらいいのか、白井さんによりますと、スプレーをまず手のひらにかけたあとに、ほおや、ひたいに塗るのがいいそうです。
ただ、目や鼻の穴、口に塗るのはさけてください。耳の後ろや首も忘れずに塗りましょう。
そして、もう1つ。一度塗って何時間もそのままにしていませんか?
汗や雨で落ちてしまうことがあるため、製品によっては2~3時間くらいで塗り直すことも大事だそうです。
虫よけは、含まれている成分によっては、年齢による制限があるため、お手持ちの製品の注意事項、しっかりと確認してください。
「服装」による対策は

そして「服装」のポイントは、「密着しない服」と「白っぽい服」です。
蚊の針は、長さが2ミリほどで、大きめでゆったりとした服装だと、生地と皮膚の隙間ができて、刺されにくいということです。
そして、「色」については、白や白っぽいもの、例えば薄い黄色などは蚊が寄ってきにくいんですが、黒や紺色は寄ってきやすいとのことです。
蚊は深夜に活発化 寝る前の対策が有効
続いて、室内での対策です。蚊はいつの間にか入ってきますよね。
白井さんによると、人が出入りするのにあわせて入ってくることが多く、日中は棚やテーブルの裏、ベッドの下など見えづらい場所に隠れているとのことです。

そして深夜の午前0時ごろから明け方にかけて活動が活発になるそうです。
寝ているときに刺されること、多いですよね。ですので、寝る前までに室内で使えるスプレー式の殺虫剤や、液体式の蚊取りなどを使っておくとよいそうです。
蚊のシーズンは10月までだということで、しっかり対策していきたいですね。