ケミン・ジャパン(株) 栄養部門
国際事業開発部長
橋本 正史 氏
――潜在患者数が数百万人とも言われる加齢黄班変性症に有効な成分であることなどで昨今、認知度の向上とともにニーズも増加を続けていると聞きます。
弊社は、2001年9月より米国ケミンフーズ社のアジア太平洋地域担当のルテインの知識普及活動を開始いたしました。考え方としてはただ単に「ルテインがいいです」というイメージ面をアピールするのではなく専門家の方々によりよく知っていただけるよう展開してまいりました。学会活動などを通じ徐々に理解していただけるようになり、昨年末の眼科医の意識調査ではルテインの認知度が8割近いことが分かりました。そういったことも手伝ってか、ここ数年は年々2割近いペースで扱い量が増えております。
――アイケア素材としてはブルーベリーがメジャーでしたが、いまでは対等以上といえるのではないでしょうか。
2001年当初は目の健康にいいといえばブルーベリーでした。ルテインは片隅に追いやれていました(笑)。おかげさまでは最近では、副素材としてだけでなく主素材として、使っていただくことも増えてきました。加齢黄班変性症についていえば、症状としては出てこない初期の段階でルテインが有効である、ということを眼科の先生が認識してくださり、そういった場面での提案もしていただいていると聞きます。そうはいてってもブルーベリーはいまもアイケアの優良素材としてしっかり根付いており、いい形でともに市場拡大に貢献できればと思っております。
――当初から地に足のついた知識普及活動をしてきたことが実を結んだ格好ですね。
実はこれまでにテレビなどで取り上げさせて欲しいというオファーをいただいてはいたのですが、丁重にお断りしてきました。長期的にじっくりと育てたい思いがあり、正確に情報発信をすることにこだわりたかったので。
――認知度も上がり、医療費抑制の方針もあり、ルテイン市場は今後ますます有望です。
▲マリーゴールド畑
お客様が商品を売りやすいようサポートするのが我々の使命です。これからもそれを徹底していく方針に変わりはありません。目に関する知識普及についてはある程度の段階に来たと思っております。次の段階として考えているのは、肌への有効性についての知識普及です。目で行ったノウハウを活用し、より幅広い層の方へルテインを使っていただけるよう、尽力したいと考えています。目に関しては今後グレアという新しい概念の知識普及を進めていきたいと思っております。
――ルテインの国内市場については、現在のどのような状況でしょうか。
何年か前に500億から600億といわれていまして、その後も年々増加しています。今年業務提携させていただいたDNP社と併せますとシェアでいいますとPOSデータなどから算出した数字では約80%になると思います。Floraglo®のロゴを使っていただいてるお客様も当初10社だったのが、現在は200社近くになっております。
――アジアマーケットについてははどうでしょうか。
拡大傾向にあります。特に韓国、台湾が好調です。アジア市場の傾向として、日本で根付くとほかのアジア諸国でも普及しやすいという面があります。ですので、今後アジア市場をさらに拡大する上でも日本市場をより戦略的にしっかりと固めたいと思っています。
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